わたしたちにできること
天然素材
現在、保育園や幼稚園で使用されている椅子の多くは、大量生産されたスチールや合板等で作られたものです。
私たちは子どもたちに本当の木のぬくもりを伝えたく、ならのこチェアには天然のナラ材を使用しました。
厳選されたナラのムク材は、優しい肌触りや森の香りを子どもたちに教えてくれます。このならのこチェアが発達期をむかえた彼らの豊かな感性を育てる手助けとなることを願っています。
環境配慮
ならのこチェアには自然環境を大切にする思いが込められています。
使用する塗料もホルマリンなどの化学物質を一切使用しない「自然塗料」を選びました。
人の体にやさしく、また余った塗料は土へ返す事ができます。
ならのこチェアの梱包ケースも牛乳パックを再利用したダンボールを使用しています。
環境や子どもたちの安全を私たちは大切に考えています。
親子支援
“ならのこ”は家族や親と子のありかたを問い直しています。
家庭崩壊、家庭内暴力、また学級崩壊等は、すべて親と子の問題が根本にあるのではないでしょうか。
親と子をやさしく結びつける、素敵な家族が育まれる家具とは何かを、教育家具を製作してきた経験を基に考えます。
過程重視
ならのこチェアが子どもたちの心にやわらかな記憶となって残り、元気にスクスクと成長していく手助けとなる事を願っています。
この良き記憶、思い出を次の世代へと伝えていける“ものづくり”を目指しています。
物語生成
“ならのこ”には一つひとつの部品から、お客様へお届けする過程にまで物語が息づいています。
木を育てる人、加工する人、運ぶ人・・・すべての人が一つに繋がって物語をつくっています。
作る人、使う人、みんなが主人公となれる活動を展開しています。
盟友感覚
子どもたちは友達づくりの名人です。木や花や虫、おもちゃの電車にお人形さんみんな彼らの友達です。
優しいフォルムのならのこチェアは子どもたちの良き友達となるでしょう。
また、子どもばかりでなく、大人にも忘れていた少年時代を思い出させてくれるかもしれません。
自発喚起
わたしたちは子どもたちの自発性を大切にした教育環境づくりを考えます。
子どもたちの想像力や感性を養い、成長を妨げることのない環境づくりは“ならのこ”の大切なテーマです。
記憶造形
ならのこチェアが持つ、木の香り、肌触り、優しいフォルムは、子どもたちの五感にふれ、いつまでも心に残る大切な思い出となります。
五感で感じるいすのカタチは、子どもたちの想像力や感性を育んでくれます。
関係育成
ならのこチェアは豊かなコミュニケーションで人と人とを結びます。
種をまく人、木を育てる人、作る人、贈る人・・・すべての人が繋がって共感できる新しい価値観を生み出していきます。
私たちは人と人、大人と子どもの素敵な関係づくりを考えています。