ニシオのあしあと

スクロールしてください

1948年創業

終戦間もない頃、大阪は焼け野原でした。
小学校教員だった西尾長利は、机も椅子も満足に揃わない
環境を嘆き、教育に貢献することを生涯の使命と決意する。
6年間の教員生活に別れを告げ、西尾家具工芸社を創業する。
こどもたちのために学校家具の製造、販売をはじめました。

創業地:大阪市浪速区逢阪下之町20番地
建物: 平屋建20坪 従業員3名

1950年代 製品開発

小学校の家庭科調理台をはじめ、理科実験台、図書館の本棚やカードケースなど学校家具を研究・開発を進めます。
『学びやすく、かつ安全』を追求し工夫された家具は
デザイン性にも優れ、全国で採用される
スタンダードになっていきました。

1951年3月

「調理台第1号」の完成
連日連夜にわたって苦労を重ねた結果の
調理台一号がようやく完成する。

1953年9月

株式会社西尾家具工芸社設立
資本金100万円をもって法人組織に改組する。

1960年代① 教育関係者との連携

教育に関する法律が整備される中、教育者はより良い
教育環境を模索していました。当社の工場を見学される
事もありました。
66年、東日本のモデル校千葉県立松戸高等学校に家具を
導入したことで当社が全国に知られることになりました。

1960年代② 販路の拡大

当時、輸送中に家具が壊れてしまう事がありました。
そこで部品を輸送して現場で組み立てる、組立式理科実験台を
開発しました。製品を安定して供給する事ができるため、
最新機器を導入した平野工場を竣工し、
全国各地へ商品展開を開始しました。

1964年12月

平野工場が完成
平野工場第1期工事として、
鉄骨平屋建330平方メートルの建物が完成する。

1965年12月

平野工場第2棟建物が完成
平野工場第2期工事として、
鉄骨平屋建330平方メートルの第2棟建物が完成する。

1970年代① 代理店制度の導入

販路が全国的になるにつれて、当社製品を取扱いたい、
という声が各地から寄せられはじめました。
そのため代理店制度を導入、全国的に販売店の育成を
はじめました。

1970年代② 新事業の展開

食文化の改善普及が高まるなか、料理学校教室が次々に
誕生しました。西尾家具工芸社でもオーダーキッチンを
料理教室に導入。学校家具で培った技術を元にオーダー
キッチン・インテリア事業を開始しました。

1971年2月

大阪新社屋完成
大阪市浪速区下寺に事務所とショールームが併設された新社屋が 完成する。 鉄骨造3階建860平方メートル

1971年3月

本社新築披露祝賀会を開催

1974年12月

東京営業所新社屋が完成

ルート販売システムの採用

これまで当社の製品は建築工事に含まれているもので、建築業者からの注文や、百貨店・商社からの注文以外はすべて直販制度としていました。
しかし販路が全国的になり、ニシオの製品を取り扱いたいとの申し入れも多くなってきたので、 まず四国地区2店、中国地区1店と代理店契約を締結した結果、かなりの成績があがるようになったので、 当社はその後順次全国的に販売店の育成・強化の方針を打ち出し、日本全国における販売店制度の確立に向けスタートしました。

1980年代 社会への認知

1980年8月

福岡営業所を開設

1982年8月

平野工場が日本家具保証協会の認定工場になる

1987年10月

新本社ビル完成
構造 : 鉄骨鉄筋コンクリート造 地上8階 地下1階
建設面積 : 280.87平方メートル
延床面積 : 2,359.00平方メートル

1987年12月

新本社ビル完成展示会を開催
新築披露に招待できなかった設計事務所・ゼネコン・教育関係者 関連する多方面のみなさま、並びに披露宴の当日、多数の招待客で 混雑し、ゆっくりご覧願えなかった方々480名余りのご来場客を 迎え、新しいニシオの進もうとする方向性と、その企業姿勢に 秘める力と自信の程を認識頂き、展示会を無事終了しました。

1990年代  新プロジェクトチーム発足

1994年 西尾誠一郎が代表取締役に就任。

21世紀に向けた新しい「教育施設」「公共施設」
「福祉施設」 「住宅施設」のあり方について研究する
ため、新製品開発プロジェクトチームを発足しました。

1993年9月

電動昇降式調理台を開発
国民の平均寿命80年という世界最長寿国となり、21世紀の 高齢化社会に対処するため、厚生省は平成2年から11年までの10年間に取り組むべき施策「ゴールドプラン」および目標数値を大幅に見直した「新ゴールドプラン」の発表を行った。これを機に当社もかねてより研究・開発に取り組んできた福祉施設分野を営業戦略のひとつの柱として本格的に展開しました。

1993年10月

新東京支店ビル完成
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造 地上8階 地下1階
建築面積:180.87平方メートル
「公共・教育の施設づくり」「住まいの空間づくり」の2大テーマを実現・追求していくためのインテリジェントビルとする。
新技術をとりいれた新しいデザイン、新しい工法を十二分に駆使し、館内すべてをニシオオリジナルファーニチャーで構成し、より豊かな未来の環境づくりに役立てました。
全館をショールームとしての機能をそなえ、トータルインテリアの情報発信基地として役立てました。

1993年11月

新東京支店ビル新築落成披露
21世紀に向けた新しい「教育施設」「公共施設」
「福祉施設」「住宅施設」のあり方について、プロジェクトチームを発足する。 新製品を開発発表しました。

1998年9月

創業50周年・会社設立45周年記念式典を挙行

1998年9月

創業50周年・全国販売店会議を大阪で開催

1998年10月

創業50周年事業の一環として「学校家具・新製品販売キャンペーン」の全国展開をスタート

2000年代  シンボルプロジェクト誕生

2001年、「こどもたちに良質を」を新コンセプトに掲げ、 NARANOCOプロジェクトが始動しました。 天然ナラ材を
使い親子で組み立てる 「ならのこチェア」が誕生しました。

2000年9月

SOHO用家具販売「ガラージショップ」オープン

2001年9月

新規事業「ならのこ」事業部スタート

2001年12月

「ニシオ実験・研究施設製品 新シリーズ」カタログ発刊

2003年6月

「ニシオ環境への取り組み」が本格始動。
ニシオECOボードの完成。

2004年8月

第20回 国際家政学会議に展示出品。

2006年1月

[ニシオ教育施設製品 総合カタログ]を発刊

2006年11月

学校教育施設展2006に出展

2007年1月

学校教育施設展2007に出展

2008年3月

「私の森.jp」オープン記念フォーラムに「ならのこ」を出展

2008年9月

創業60周年記念催事を挙行[2008年9月24日]

2009年1月

新型ウッディタイプ調理台を開発[WKS-1]

西尾ウッディミュージアム 福岡支店 優良申告法人表敬訪問

2010年代 もう一度原点へ

こどもたちへ「良質」な学びの場を提供するために、私たちは木のぬくもりや環境に配慮した学校家具作りへ取り組んでいます。
当社の想いをお伝えする空間として
「Nishio Woody Museum」をオープンしました。

2011年11月

「ニシオ教育施設製品 Woody Series」カタログを発刊

2012年10月

「ニシオ教育施設製品総合カタログvol.46」を発刊

2013年12月

本社ビル1階に Nishio Woody Museum
グランドオープン

本物の木とふれあえる体験型ショールームを、当社の
1階スペースに開設しました。木製品のおもちゃを通して、木の香りや温もりを体験できる空間です。

2014年2月

「ニシオ教育施設製品総合カタログvol.47」を発刊

ウッディシリーズをレギュラーシリーズとして掲載しました。

2014年10月

福岡営業所を支店へ昇格

2015年10月

「ニシオ教育施設製品総合カタログvol.48」を発刊

2016年11月

優良申告法人表敬訪問を受ける

大阪国税局西税務署より優良申告法人として表敬を受け、表彰状を授与されました。

2016年11月

「ニシオ教育施設製品総合カタログvol.49」を発刊

2018年9月

創業70周年・会社設立65周年記念式典を挙行

2018年9月

「ニシオ教育施設製品総合カタログvol.50」を発刊

新製品を含めたラインナップを拡充しました。
カラーバリエーションも一新しました。

2019年11月

全国家庭科教育協会より、
賛助会員としての活動と支援実績にて感謝状を受賞

2019年11月

BIMオブジェクトの提供開始

2020年1月

「ニシオ教育施設製品総合カタログvol.51」を発刊

2020年10月

代表取締役会長に西尾 誠一郎 が就任
取締役社長に林田 幸浩が就任